ひとつひとつが たからもの。
「chloeちゃん。会いたかったよ。」
shunさんは確かにそう言った
何度も私の後ろ髪を優しく撫でながら
柔らかいキスをしてくれた
ドキドキしすぎて私。。
「shunさん。。
どうしてこんなに優しいの。」
って聞いたぐらい
shunさんは
いつものにっこりで私を見て
「chloeちゃんだから。。」
それだけ言って また私の唇を塞ぐ
髪を撫でていた手は
そのまま ゆっくり 肩も背中も腰もお尻も
そおっと私の身体をなぞるように移動して
私は心も身体も shunさんにすっぽり包まれた
ああ。。私。。
ずーっとこうしたかったんだよなあって思った
抱き寄せられた温かさ
ふんわりした感じ
だんだんぎゅーってなる感じ
二人のどきどき
熱い吐息
shunさんが私を求めてくれるのを全身で感じてきた
なんて優しい時間だったんだろ。。
shunさんと一緒にしたことのひとつひとつが
どれも幸せだと思った
「ドライブに行く?それとも、、にする?」
2時間デートは私の好きにしていいって言われて
「二人きりがいい」って即答したら
声をあげて笑うとこも
えぇっ shunさんが?って思うような失敗談を
ちょっぴり恥ずかしそうに身振り手振りでお話してくれたとこも
助手席に座る私の手を さりげなぁく握ってくれるとこも、それで私がぽっ(〃ω〃)となるのを ちゃんと見てるとこも
お部屋の無料サービスの安っぽいプラスチックのコップに入ったコーヒーフロートのアイスがとろとろに溶けかかってるのに 私にあーんしてって言うとこも
それを満足げなお顔で食べてるとこも
「会うのは ほんとに一年に一回でいいの?」
そんなことを言われて嬉しくてびっくりして
そ、そんなぁって なってる私の顔を笑いながら見てるとこも
ぜんぶぜんぶ大好きで幸せだった
2時間なんて
あっと言う間だったけど
なんてことのない笑い合う時間のひとつひとつまで
私にとって たからもの だったよ
shunさん
これからも二人でこんな時間を重ねていきたいよ
そう思ったけど
まだそれは言えなかった
デートの後のメールに
ありがとうと
10月に会えるまで また頑張るねって伝えたの
それとね。。